大学の授業は「映画の会」方式で

東大教授と語る【システムの暴力】安冨さんは疲れた!貴方の人生が辛い理由。真面目に働けば働くほど辛くなる根本的原因。安冨歩教授電話出演。一月万冊清水有高。 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pdsVGQnmXLs

上の動画で面白いことを言われていた(31:00 あたりから)。

要するに、大学の授業は知識の提供はオンラインで行い、授業では教員と学生のコミュニケーションの場にすべきということだ。

そうなるとオンラインで配信される情報はその大学の教員が作らなくてもよくなる。いいコンテンツは世界中にある。東大の有名教員の授業も受けられるレベルの話ではなく、海外のノーベル賞受賞者の話を聞けたりできる。授業が下手な教員の講義に付き合わされるような、大いなる無駄がなくなるわけだ。

となると、弱小大学の弱小教員はどんどん淘汰されていくだろう。だからこそ猛反対されそうだ。本来学生にとって良いことなのに。無能が減って教育の質が上がるのに。

ふと気付くのは、これは映画の会と同じだということ。

私は数年前まで、映画を観てその感想を話し合う会に通っていた。映画自体は各自鑑賞してくる。そのうえで、カフェに集まって感想を話し合うのだ。まさに大学のあるべきスタイルと同じだ。

Zoom での授業を強要したりするのは、一見進んでいるように見えて、実はみんなで映画を観るために集まれと言っているようなものだ。映画を観ている間はコミュニケーションはほとんど発生しない。大事なのは、その後に話し合うことなのだ。

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